歯周病ってなんやねん!! ①

歯周病の痛みに苦しむ

毎年6月4日は「虫歯予防デー」となっています。6「ム」4「シ」にちなんでいます。
また、4日から10日までの1週間は「歯と口の健康習慣」とされています。
「虫歯予防デー」については起源が古く、戦前までさかのぼるそうです。

「ム」「シ」とはありますが、口の中の疾患は、虫歯だけではありません。歯周病も虫歯と並び、お口の中の2大疾患となっています。
当院でも、軽度から重度まで、さまざまな患者様が来られています。

「歯周病」というワードは、多くの人に知られています。
しかしながら、歯周病ってどんな病気??かをご存じでない方はまだまだたくさんいらっしゃいます。
来院された患者様にはなるべくわかりやすいように説明させていただいてますが、本日はこの場を借りて簡単にご紹介します。

歯周病とは、すごく簡単に言うと、『口の中の歯周病菌により、歯を支える骨が侵される病気』ということです。
ちなみに、『歯肉炎』という言葉もありますが、これは骨が侵されることはありません。ここに大きな違いがあります。
骨が侵されることにより、歯が揺れてきたり、化膿してきたりという症状が出てきます。
歯周病は、ある程度重篤な状態にならないと症状が出ないことが多く、歯の揺れや歯茎が腫れたりで来院される患者様は多くいますが、多くの場合はすでに重篤な状態であることが多いです。
それが歯周病の怖いところです。

歯周病で失った骨はなかなか戻っては来ません。
なので、悪くならないように心がけるのが大切です。
日頃の歯磨き、たばこなどの生活習慣が大きく影響してきます。

  • 歯周病の進行の様子01
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